アーチェリーとイチローとアシュタンガ

2021年8月26日木曜日

アシュタンガヨガ よのなかのこと

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オリンピックが終わって2週間ほどたちましたが、その後大雨が続き、オリンピックのあの暑い日々が遥か前のことのようです。

学生時代にアーチェリーをしていたこともあり、オリンピックになると思い出したようにアーチェリー競技に注目します。東京開催だったので、今回はオンタイムで試合を見て興奮することができました。

特に男子団体の銅メダルがかかった試合は手に汗握るもので、最後の1射、絶対に10点に入れなければならない状況で、武藤選手が放った矢がほぼ真ん中、インナーテンに突き刺さったときは、思わず叫んでしまいました。

武藤選手はのちのインタビューで、決まればメダル、外せば4位という最後の1射について聞かれ、
「天と地の差かもしれないですが、あまり意識せず、自分のやることをしっかりやったのがよかったです」
と答えていました。

アーチェリーとアシュタンガ、毎回同じことを淡々とやるという点で、私は似ているなと感じます。
一連の流れの中で意識するべき部分を毎回確認しながら動くというのをアーチェリーでもやっていたと思うし、アシュタンガヨガを練習する時もやっています。

イチロー選手の記事で面白いものがありました。


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走攻守すべてで超一流だったイチローの弱点は身体の硬さだった。しかし早くから弱点に気付き、受け入れることによって対応策を練ってきた。弱点克服、更なるパフォーマンス向上のためルーティーンも増えていったと考えられる。
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イチロー選手といえばルーティーンがよく知られていますが、ルーティーンを形骸化することなく、毎回意識を持ってやっていたからこそ、怪我も少なく活躍できたのかな、と勝手に想像します。

ヨガとは今を生きること。日頃の練習を何となくやらないように戒めつつ、パラリンピックのアーチェリーも楽しみたいと思います。

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